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時代を先取りし過ぎた料理漫画「スーパーくいしん坊」

当時は、読んでいた私自身も幼いお子様だったので、その凄さの一片も理解できなかったが、大人になってから読み返すと「スーパーくいしん坊」は、時代を先取りした凄い料理漫画だったと実感できます。

 

この漫画、掲載が1980年代(正確には1982年~1987年)と、今から30年近く前の漫画でありながら、安い肉に脂肪を縫い付けて霜降り風の肉を完成させたりと、現代の成型肉を先取りするようなアイデアを当時から使っていたり、原作者の目の付け所の凄さが本当に凄いです。当時は破天荒にしか感じられなかった、メートル級の串に焼き鳥を刺すアイデアも、今、同じようなコンセプトの料理が人気料理になってマスコミ報道されました。

 

このような例からも、「スーパーくいしん坊」がいかに斬新な漫画だったか思い知らされます。まあ、主人公の「鍋島香介」の態度がかなりあれで、当時、親から真似しちゃ駄目と言われた経験も、今となっては漫画にまつわる思い出です。